#09 ビフォーアフターは必要か?

「施術前と施術後の違いは余計に見過ぎない」
おはようございます。
鹿児島市草牟田 オステオパシー整体 一喜です。
本日もブログを読んでいただきありがとうございます。
今日は「ビフォーアフター」
要するに施術前と施術後の違いを見せることは必要か?ということについて私なりの考えをまとめてみたいと思います。
最近はどこをみても情報に溢れています。
これは治療院業界においても同じで、
「腰痛」対策や「肩こり」改善などと入力すれば様々な情報が入ってきます。
その中でも最近よく目にするのが、
一瞬で変わります!や劇的に変わります!といった内容の施術情報です。
実は、私も以前働いていた治療院では「Before/After」が大事だと教えられて、「肩の可動域がこれだけ変わりましたね」「腰がこんなに反らせる様になりましたね」というような説明をしていました。
当時の私は私なりに必死だったとは思います。
「ほら、施術したことでこんなにもよくなったでしょ!」
とその時の自分の施術を肯定したかったのかもしれません。
でも、よく考えてみると自信のなさの裏返しであり、今になってみれば施術の本質がわかっていなかったのだと思っています。
では今はどうでしょうか?
「施術直後がどうあろうが、仮に症状が全く変わらなくても気にしなくても大丈夫」だと考えています。
それは以前よりも施術に自信があるというのも一つかもしれません。
しかし、一番大きな要素は「治すのはそのご本人の力である」ということを理解しているからだと考えています。
今すぐに変化しなくても大丈夫。
オステオパシーでは、施術が終わってからが治療のスタートだと言われています。私もそうだと感じています。
施術が終わってから、その人の力によって変化が起こり改善されていくのです。
もちろん、人によって身体は違いますし環境も異なります。
必ずしも同じような経過を辿るとは限りません。
だからこそ、施術直後よりも2,3日後、10日後、一ヶ月後とどのような経過を辿っているかを一番重要視しています。
誤解してほしくないのは、施術前・施術後の比較が悪いと言っているわけではありません。
例え劇的な変化があったとしてもそれをあたかも施術のおかげかのように扱うことには注意が必要だと思っています。そのあとすぐに元通りでは意味がないのですから。
当院でも参考程度に比較をすることもあります。
ぎっくり腰や寝違えなどでは、「もう少しここの動きが必要だな」「今日はこれくらいでやめておいた方が後々良くなる可能性が高いな」等、判断材料のための比較は行います。
しかし、決して動きがいいから良くなっている!とは判断しません。
むしろ、症状は変わらないけど歩きの様子が良くなっているから大丈夫そうだ。と症状の変化に惑わされないようにしています。
これも、私たち施術者ができるのはサポート、治すのはその人本人の身体がやってくれると信じているからです。
身体は色々な要素が絶妙なバランスを取り合って成り立っています。
それは一人ひとりそれぞれに様々な背景があるように、同じ腰痛・肩こり・頭痛でも皆それぞれに違うのです。
確かに劇的な変化は魅力的ではあります。
当院でも一回で大きく変わる方も少なくはありません。
しかし、それを良しとするわけではなく、忙しい日々の中で少しでも自分の身体と向き合う時間を持つ。
そうあって欲しいなと思っています。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
